3Dプリント † 
- 流れ
3DCADかモデリングソフトでデータ作成
# 共有サイト等からダウンロードしてもいい
STLで書き出し
# 3Dプリントサービスにアップロード
スライサーで読み込んでプリント用データを作成
# プリンターに付属だったり、フリーソフトだったり、有料ソフトだったり
3Dプリンターに送信
# wifi、USBメモリ、SDカード等
3Dプリンタ † 
- 家庭用はSLAかFDMの二択
SLAは少し広い概念で、レーザー式SLA、LCD式DPA、DPAも含む
レーザー式SLA=From2
DPA=Hunter
LCD式DPA=一般的な光造形機
- DLP(Digital Light Processing)
https://ja.wikipedia.org/wiki/DLP
本来はプロジェクターの技術で、DMD(DigitalMirrorDevice)を中心とした機構を利用しスライス画像を投影する手法
やや高価で長寿命、Hunterが採用している
普及している安価なモデルはUVLEDバックライトを光源としLCDでマスクすることでスライス画像を投影する手法
安価なモデルの積層跡がドット絵のように角ばるのはこの違いによる
- 光造形
光造形はレジンの硬化に紫外線を使っているため、出力品を屋外で使用し続けると劣化する
積層ピッチが薄く積層跡が目立たないので鑑賞用の小物、日に当たらないものであれば光造形が優位
安価な光造形機は本体の当たりはずれや、各種消耗品のリスクがある
等方性をもつので強度そのものは高い
光造形機のエントリーモデルは出力できるサイズが小さめ 110x60x150ぐらい
面で出力するので同時に小物をたくさん出力できる
- FDM方式
FDM方式は熱で造形するため、耐候性の高いマテリアルを使うことができる
耐候性が高いマテリアルで代表的なものはナイロン、ASA、PC(ポリカーボネート)
屋外で利用するものであれば、マテリアルが選べるFDM方式が適切
但し、SASやPCなどは融解温度が高めなのでプリンターが対応していなければ使えない
異方性をもつので力のかかり方によっては弱い
エントリーモデルでも光造形機より出力できるサイズが大きい 150角
ヘッドから樹脂を出すので質量が増えると比例して時間がかかる
- 備考
量産しないのであれば、光で試作してプリントサービスを利用する方法もある
大きいモデルを一回で出したいならFDM
分割しても表面のきれいさを優先するなら光
3DCAD † 
- FreeCAD
https://www.freecadweb.org/?lang=ja
無料
- チュートリアル
http://blog.livedoor.jp/blackcode/archives/FreeCAD-tutorial-for-beginners.html
- 流れ
まず、ボディを作成する
# 造形全体をボディと呼ぶ
次に、スケッチの作成をクリックする
3Dビュー画面にXYPlaneが出てくるので、クリックしてOKを押す
# フィーチャーを選択:どの面から造り始めるのかを指定する
グリッドの敷かれた画面が出てくる
この平面に立体化したい図形(スケッチ)を描く
描けたら閉じるボタンでコンボビューに戻る
コンボビューから作成したスケッチを選択
スケッチの押し出しで立体化する
3Dビュー画面の任意の面をクリック、スケッチを作成で立体を重ねて造形していく
- スケッチについて
閉じた図形を描く
辺の幅、原点からの距離等をコンストレイント(拘束)で厳密に規定していく
- 立体的な切り抜き
ブーリアン演算を行いたい場合は独立した二つのボディが必要
単体のボディで同じことをする場合は、スケッチを使ってポケットかホールで切り抜く
- 備考
コンボビューのツリー表示は、上から順に造形を重ねた履歴のようなもので、一番下が現在の状態
基本的にはさかのぼって上の方をいじると、それより下にも反映されるが、処理によってはエラーが出る
いわゆるぶっさしで造形していけばいい模様
- STLで出力
STL形式:3Dプリンタで出力するためのソリッドデータ
出力したい状態の(普通は一番したのアイコン)をクリック、ファイル→エクスポート
- Fusion360
非商用なら無料、1年ごとに更新
無料ライセンスの設定が分かりにくくなっている
解析機能で構造的に弱いところが分かる
- SketchUp Free
非商用なら無料版がある
無料版はオンラインのみで機能制限がある