NC整備メモ † 
- NCEC
NC1.5 NR-A 5MT 190,000km
マニュアル車に乗ってみたくなり練習用に良さそうな個体を購入。
フルバケ(レカロ RS-G)取り付け † 
- 概要
元々フルバケを入れるつもりだったが純正シートが体に合っていたようで、
長時間乗ってもダメージが来なかったため純正のまま2500kmほど走った。
とはいえ腰のホールドが欲しいのでフルバケを導入した。
- 材料
シート:レカロ RS-G
シートレール:レカロ純正
サイドアダプター:レカロ純正(左右対称)
- 取り付けメモ
サイドエアバッグはついてない個体なので配線はシートベルトキャッチ(灰)のみ。
レカロ純正シートレールを車体に設置したときのレールの角度は後ろ下がりの7度。
レカロ純正サイドアダプターの上下段を使ってシートを固定すると4度傾く。
自分の理想は7度前後なのでサイドアダプターの前後下段を使用して傾斜無しとした。
アイポイントは純正比で40mmほど下がった。
試走してみると、シフト操作がかなりやりにくいのでスペーサーで7mm上げたところある程度改善した。
アイポイントは純正比で25mmほど下がった状態。
もう少し運用してみて気になるようなら再調整。
参考:両方下段から両方上段に変更した場合は17mm上がる。
カプラーをフロアに転がすとシートの底にぶつかるのでレールの下など安全な隙間に押し込むか固定すること。
- クリアランス
とくに干渉する箇所もなく収まった。
車両外側ショルダーとドアトリムのクリアランスは10mmちょっと。
車両外側シートの頭頂部横側、幌の骨とのクリアランスは10mm弱ぐらい。
センターコンソール側は膝まわりのサイドサポートが運転時にギリギリ。
センターコンソール中央背面の小物入れのふたが開閉時ごく僅かに干渉する。
公式の情報によればハンドルセンターに対して20mm外側にオフセットする。
つまり、オフセットアダプターでハンドルセンターを優先した場合、小物入れが使えなくなる。
- 課題
肩のサポートで妨げられて、手前に倒すシフト操作がしにくい。
同様の理由でパワーウィンドウの操作が非常にやりにくい。
バックカメラ取付 † 
- 概要
後ろの距離感が分からないのと、あると非常に便利なので取り付けた。
- 結線図

- 作業手順
助手席側足元にあるヒューズボックスの下、大きなカプラーからリバース信号を分岐させる
グレーのレバーを止めている爪を押し込むとレバーが手前に動いて奥側のカプラーが外れる
手前のカプラーは外し方が分からなかったので、奥側のカプラーのリバース信号(赤/黄)を
スプライン端子で分岐させることにした

ナビにはリバース信号と映像端子を接続します
#ナビ裏の接続画像は省略
カメラはトランクリッド側に貼り付け、ケーブルはライセンスランプのガスケットに割り込ませた

トランクリッドを通るハーネスに沿わせてグロメットも通す
蛇腹は細くてそのままでは通せないのと劣化してパリパリだったので撤去

配線はエーモンの5mmのコルゲートチューブでカバーしておきます

リアサスペンションの脇の隙間には車両ハーネスが通っているのでその隙間を利用して
トランク内の配線と助手席側の配線を連絡します

車両ハーネスの周りには隙間があるので配線通しがあれば難なく通せます

助手席側からトランクに引き込んだ配線は適当に束ねて内装トリムの裏に隠しておきます
実際には束ねた配線を滑り止めシートで養生しています

USBポート増設 † 
- 概要
12vソケットはあるが充電に使えるUSBポートはないので増設を検討
このNCはDSC非搭載のため、DSCオフスイッチがダミーなのでそれを利用することにした
サンバイザーの修繕 † 
- 概要
樹脂製のため劣化が進むと可動軸が割れて固定されなくなる、バイザー自体がゆがんでまっすぐ収まらなくなる
といった持病がある模様
入手時点で可動軸には問題がないものの、バイザー自体がすでにゆがんでいたので修繕することにした
屋根側にL字アングル、バイザー側にネオジム磁石を内装用両面テープで貼り付けたところ、しっかり閉じられるようになった
耐久性は現時点では不明

ラジオアンテナ † 
- 撤去
カバーをかけるのに邪魔だったのでアンテナのみを撤去することにした
デメリットはラジオとVICSが受信できなくなること
材料は
外径24-26、内径14、厚さ2mmのゴムワッシャー
外径24-25、内径5、厚さ1mmのステンレスワッシャー
M5x10mmステンレスボルト+ボルトに付属のワッシャー
欲しいサイズそのもののゴムワッシャーは売ってなかったので内側を少し切って対応した

- ショートアンテナ
ラジオは使ってないがVICSが取得できた方が良さそうなので3cmショートアンテナを取り付け

デコレーションパネルのカスタム † 
- はじめに
純正デコレーションパネルがピアノブラックだったので変更することにした
今回は塗装ではなく合皮の貼り込みに挑戦してみた
材料は艶消しブラックの合皮シート、スプレーのり77
- 手順
パネルより少し大きめに生地を切り抜く
両面テープなどで動かないようにあてがい、周囲1cmぐらいの余白を残して切り落とす
貼り付ける位置を油性ペン等でマーキング
パネルと生地の裏面にスプレーのりを吹き付けて、ずれないように貼り合わせる
位置が合ったら合皮の表から布でこするようにしっかり押さえる
パネルの裏に回り込む部分など不要な部分を切り落とす
スプレーのりが足りなかった部分は接着剤(Gクリアー等)で接着していく
ルーバーを取り付けたら一晩おいて車に装着する
- Before After

- 備考
ルーバー部分は相当伸びる生地でないとうまく貼れないので、切込みは黒いテープでごまかした
ハブリングをなどを吹き出し口に貼り付けてごまかした方が見た目には良いかもしれない