自転車用品概要 † 
- 自転車を買おうと思った時、主に本体以外に必要なもの、あったほうがいいものをざっくりと書いていく
細かい内容は個別のページへ
パーツの購入とメンテナンス † 
- 専門店
ホイールは定期的にフレ取りやハブのメンテをする必要がある
自分で整備をやらないのなら最寄りの専門店で買った方がトータルでお得な場合がある
また、箇所によっては専用工具やトルクレンチが必要になる
個人経営店は持ち込みパーツの取り付けに対応していなかったり、別料金を設定してる場合がある
SBあさひはパーツ持ち込みでの取り付けであっても料金は変わらず対応してくれる
- 海外通販
時間はかかるが、購入後に修理などのサポートが不要な場合は安く手に入る
数年前から日本から買えない商品が増えたり価格差が是正されたりした
保安 † 
- 必要な保安部品
ブレーキ
ベル
リアライト(点灯)、もしくはリフレクター(橙もしくは赤)
フロントライト(点灯)
- フロントリフレクター、反射板(白)
無くても良いが、自転車協会の発行するBAAマークを取得するために装備されている
- フロントライト(白)
夜間は点灯させること
10~20ルーメン、70~100Luxぐらいあれば市街地は足りるはず
- ベル
必須
普通は最初からついてる
設置場所やサイズ、音色が気に入らなければ交換すれば良い
- リアライト、セーフティライト(橙もしくは赤)
夜間や暗い場所を走るなら必須
夜間は点灯させること
反射板でもいいが、安全性のためには両方欲しい
反射板=点灯(夜間、常時点灯していれば反射板は無くても良い)
反射板≠点滅:点滅の場合はリアライトとして認められないので、反射板が必要
電池切れや視認性を考えると反射板はつけておいたほうが良い
- 追加のセーフティライト
ヘルメットに付けると、明るさそのものは強くなくても、高さが出るのでアピール力がある
バックパックを使う場合は、バックパックに付けるのも良い
ジョギング用の腕に巻くタイプでも良い
- ヘルメット
バイザー付きのものは、日差しが遮れるのでお勧め
頭の形にあうモノを選ぶ
- 錠
自転車ごと持っていかれないようにするため、構造物に固定できる長さが必要
ホイール、フレームを縫い付けるようにワイヤー等を通す
だいたい1~2mあれば足りる
複数の構造(ワイヤー、チェーン、パイプ、板)を組み合わせると強度が上がる
カギでなはくナンバーであれば鍵の紛失リスクは避けられるが強度は下がる
ウェア † 
- 服装について
食事や観光などカジュアルに利用したい場合は、レース志向にセットアップするのではなく
スポーツ用のハーフパンツ等と組み合わせると良い
汗の具合は人や状況によって違うので、適宜調整する必要がある
- 指切りグローブ
春~秋に使う
日焼け跡を考えると、甲側が均一の生地で内側にベルクロがあるタイプが良い
SFP50+のもの
- フルフィンガーグローブ
指切りだと指が冷たくなるころから、冬につかう
あまり厚手のものだと汗でつらいので選択が難しい
- インナーシャツ
かいた汗を逃がさないと体が冷えてしまう
汗を吸って、素早く外側の生地に逃がす機能性インナーが役立つ
- サイクルジャージ
後ろにポケットがあり、背中側の着丈が長いのが特徴
レース志向ならぴったりしたものを、そうでなければゆったりしたものを
腕を日焼けしたくなければ夏でも長袖を着る
- アームカバー
半袖ジャージで腕を日焼けしたくないときに使う
- ウェインドブレーカー
秋以降、冷える時間帯や峠を走った場合の下りで活用する
薄くて軽いものを一枚用意しておくと良い
- レーサーパンツ
パッド付のハーフパンツ型
アンコが入ってるサドルでも50km以上走るなら必要
主に春~秋用
日焼けしたくない場合はレッグカバーを使う
寒くなった場合は、上にウィンドブレーカーを履いても良い
- サイクルタイツ
パッド付の裏起毛タイツ
冬場に使う
これでも足りない場合はウィンドブレーカーを履く
- ソックス
夏はジョギングやスポーツ用に売られているものが通気性もあって良い
春秋は木綿でも良いかもしれない
冬はウールや厚手のもの
- ズボンの裾
右足首付近にチェーンがむき出しのため、普通のロングパンツで乗ると裾が汚れてしまう
まくり上げるか、ベルクロのついたズボンクリップ、裾留めを使ってバタつかないようにする
- サングラス
視界の色が変わってしまうこと、暗くなってきたときにさらに視界が暗くなることに留意が必要
- 自転車用眼鏡
ある程度あごを引く体勢になるので、レンズが大きめでUVカットがついているものが望ましい
専用品は高いので必要性を感じるなら検討してもいい
- 洗濯ネット
ウェア一式放り込んで洗濯機で洗う
百均で売ってる
シューズ † 
- ビンディングシューズ
専用のペダルと専用の靴を組み合わせて、互いを接続する仕組み
スキーやスノボの板に足を固定するのと同じ
足を効率よく回すことが出来、多少の段差でも足がずれないメリットがある
信号待ち等での着脱が煩わしいこと、SPD-SLのようなレース用タイプは歩きにくい
歩きやすさを重視したモデルや、見た目はスニーカーとかわらないモデルもある
- スニーカー
食事や観光などで歩く場合はこちらの方が都合が良かったりする
ソールが柔らかいとペダリングで疲れやすいので、できればソールは固めのものが良い
ドリンクボトル、ボトルケージ † 
- 水分補給について
それなりに汗をかくので、長距離走る場合は水分補給ができるようにドリンクを携行したい
一般的には自転車用に売られているドリンクボトルをボトルケージに差し込んで運用する
ボトルもボトルケージもだいたい共通規格なので好きなのを選ぶと良い
600mlぐらいが標準サイズ
大型のボトルもあるが自転車のフレームサイズによっては入らない
- ペットボトル
ペットボトルはドリンクボトルより直径が小さい
ペットボトルがささるボトルケージもあるが、普通のペットボトルは走行中に飲めない
ペットボトルの飲み口を交換することで対応できたりはする
ペットボトルにカバーをつければボトルケージにささったりする
- ボトルケージ 2個
ひとつにはドリンクボトルを入れるが、もうひとつにはドリンクボトルではなく
ツール缶や輪行袋を入れたりする
ツール缶のためにダウンチューブ下にもう一個ボトルケージを増設する人もいる
- ドリンクボトル
走りながら片手でもさっと飲めるように工夫されたボトル
とりあえず1本はあったほうがいい
夏場は水をかけたりするのでもう1本欲しい
- 寸法
キャメルバック ポディウム チルの例
容量:620ml(21oz)
直径:75mm
高さ:240mmぐらい
ドリンクボトルとしては普通のサイズ
- ボトルの中身
基本的には水を入れる
洗ったり、掛水に使えるので便利
スポーツドリンクを入れた場合は、ボトルをしっかり洗うこと
- ドリンクボトルのお手入れ
できれば毎回ちゃんと分解してよく洗うこと
水滴がついたまま放置するとカビが生えるので、洗ったらすぐ水分をふき取って乾かす
アルコールスプレーをかけておくのも良い
- ツール缶
ボトルケージにセットできるように作られた小物入れ
チューブやパンク修理キットなどを入れておくのに使える
サイコン、サイクルコンピュータ † 
- 速度や走行距離、ケイデンス、心拍などを表示するための装置
- ケイデンス
ペダルの回転数(毎分)
単位はrpm
ケイデンスセンサーをクランクに取り付けて
対応したサイクルコンピュータで値を取得する
- 心拍、ハートレート
専用のベルトを装着する(腕とか胸とか)
対応したサイクルコンピュータで値を取得する
心拍数を使ったトレーニングに役立つ
- ANT+
サイコンのデータをやりとりするための共通規格
- Bluetoothに対応したセンサーと、スマホでも代用できる
- ものによってはライトが発する電磁波と干渉して値が取れなくなる
距離を離すと直ったりする
保管、整備 † 
- 基本的に室内保管
帰ってきたらタイヤを濡れ雑巾で拭いてから、室内にあげる
- 予備チューブ、パンクパッチ、携帯ポンプ
チューブは出先でパンクしても交換できるように1本だけ持っておくと良い
パッチで補修して自転車まで走れればいいので、あまり大きなポンプでなくても良い
ポンピングの時間が惜しい場合はCO2インフレーターという選択肢もある
- パンク修理キット
自宅で修理するためのもの
レバー、ゴムノリ、パッチ、やすりがセットになっている
一般の自転車用に売られているもので良い
- パンク対応
出先でパンクしてしまった場合は、チューブを交換し最低限走れる空気を入れれば良い
近くの自転車屋に寄って修理してもらってもいいし、家に帰ってから修理してもいい
- 紙ウェス、パーツクリーナー
ホムセンで売ってるやつ
携帯工具 † 
- マルチツール
複数の六角レンチと+-ドライバーがセットになったもの
出先で微調整するのに便利
タイヤレバーが付いているものもある
修理に使う機会は非常に少ないが、保険のようなもの
角度や長さに限界があるので、通常の整備には足りない
携行品 † 
- 修理キットやチューブ、ハンディポンプ
サドルバッグに入れておくのが主流
荷物を減らしたい場合はジャージのポケットでもいい
ポンプはボトルケージ共締めのホルダーもある
- 財布
専用に小さくて濡れても大丈夫なものを用意すると良い
自販機で飲み物を補充するための小銭
コンビニで買い物するためのsuicaなど
ジップロック的なものでもいい
- スマホ
スマホをサイコンやナビ代わりにするならスマホホルダーを使う
背中のポケットに入れる場合は汗や水で濡れないようにジップロック的な袋にいれると良い
- バックパック
汗をかくので出来れば背中がメッシュになっているもの
重いと疲れるので軽量なもの
- ヒップバック
ジャージのポケットと容量的には大差がない
サイクルジャージを使わない場合や、リュックだと肩や背中がつらい場合に役立つ