レースシム機材メモ † 
2024/12/04 Brook Ras1ution 2 † 
2024/04 自作リグ、アルミフレームコクピット † 
- 概要
市販品でも良かったが自作すれば自由度が高く面白そうなので削れるところは削り
必要最小限のサイズで制作することを目標として、自作することにした
アルミフレームとしてはミスミが有名だが規約的に敷居が高いので調達にはmonotaroを使用した
#monotaroは10%オフの日を待ってまとめて注文すると少しコストを抑えられる
- コックピットの材料
フレーム:SUS4080/4040/2040で合計約5万円
シート:レカロRS-Gとサイドアダプター、BRIDEのシートレールR089RO(デミオ用)で合計約9万円
#シートはもっと安いものを選べばコストを抑えられるが雰囲気重視
#シートレールは左右の取り付け高さが同じものを探した
- 寸法
土台の長手方向:1100mm
土台の短手方向:500+40*4=660mm
モニター用の柱の高さ:1100mm
プレイ時全長:1350mm
プレイ時全幅:870mm
- フレーム全体図
機材のデータシートから寸法、穴の位置などをピックアップ
実車からシートやステアリングの角度や距離、シートからペダルまでの距離などを採寸
Blenderで完成予想図を作成し、それをもとに材料を買い揃えた


- 完成
塩ビパイプ製モニターガード、スピーカーと木製スタンド、タッチパッドや電源タップなどを組み付けて完成

2024/04 周辺機器 † 
- スピーカー
モニター内蔵のスピーカーが聞くに堪えないため、パッシブスピーカーと小型USBアンプDCP100をコックピットに据え付けた
ゲーム中はそちらから音が出るようにするため、DCP100をPCに接続
SoundSwitchを使ってゲーム中はDCP100に切り替えるように設定
しかし、DCP100はPCに接続するとポータブルデバイスとして認識されドライブレターが割り当てられるのが鬱陶しい
これについては、こちらも前述のUSB切り替え機にぶら下げることで同時に解決した
2024/03 機材更新 † 
- 今回導入した機材
G27から更新
MOZA R9v2 Wheelbase、CS V2P Steering Wheel、SR-P Pedals + Clutch Pedal、HGP Shifter
総額約15万円
- SR-P Pedals + Clutch Pedal 2ペダル+クラッチペダル
https://dele.io/collections/moza/products/moza-sr-p
マニュアルは英語/中国語で、DELEは日本語マニュアルは用意してない模様
ZENKAIは日本語マニュアルの配布がある
付属品はねじ類(すべて6角穴)、六角レンチ、ブランドステッカー
- M4*10 Socket head Countersunk head *12 (皿ねじ、緩み止め塗布)
各ペダルを4点留めでプレートに固定するねじ
クラッチキットにねじは付属しないのでなくさないように管理すること
なくした場合はホームセンターなどで買うことになる
- M6*20 Socket head Cap screw *2 (…とあるが入っていたのは皿M6*35とトラスM6*25)
・皿M6*35
ヒールプレート表側左右にザグリがある
ブレーキペダルユニットを乗せるためのアルミフレーム等に仕込んだボルトに対して上から固定するために使う
白い筒はこのねじに対して使用するものと思われる
後述の取付穴寸法図には掲載されているのはこちらの穴
・トラスM6*25
ヒールプレート裏側手前にナットがあり、下からプレート等を挟んで固定するために使う
取付穴寸法図には掲載されていない 幅は同等で15mm後ろにある
- M8*12 Hexagon socket head screw *3 (+ナット*3)
各ペダル後ろ側にある穴を使用するためのネジとナットのセット
- ジュラコンみたいな白い樹脂の筒
外径11mm*長さ18mm
- ケーブル
LANケーブル ペダルをホイールベースに接続するためのケーブル
USBケーブル 直接PCに接続するためのケーブル
- その他
ナットが付属していないので手元の環境に合わせて自分で用意する必要がある
クラッチペダルには付属品なし
- 備考
少し使ったところでアクセルペダルからキコキコ音が鳴るようになった
可動軸に油を差したら収まった
- HGP Shifter Hパターンシフター
付属品 M6*14*4
質感は良いが、レバーがかなり硬いのでしっかり固定されていないと厳しい
- キャリブレーション
「Start Calibrating」を押してN-R-7-R-Nに入れてカウントダウンが終わるまで待つ
次回以降キャリブレーションは必要ないが、Nに入れてから起動しないとシフト判定がずれる
2023/01 折り畳み式コックピット インプレ † 
- 組み立てについて
マニュアルには組み立て動画へのリンクが掲載されているが、GT-LITEの動画は無い
背もたれと後ろ脚を座面フレームに連結する際にかなり腕力が必要
背もたれの生地にテンションをかけるため、エキスパンダーのような動作が必要になる
パイプを輸送用に保護してる後ろ足のキャップが硬く素手では外せなかった
キャップを外すためにウォーターポンププライヤー等の工具が要る
M5ワッシャーの数量が図解と異なり4個不足する
サポートに問い合わせたところ、マニュアルのバージョンが古くワッシャーはボルト側に使うのが正しいとのこと
黒いM6ボルトを触ると手が汚れる
- ハンコン(ステアリングベース)の取り付け
G27のステアリングをネジを利用して台座に固定する場合、取り付け台座を初期位置から動かすと台座のネジ穴がふさがるので取り付け位置は固定
G27のクランプを使用して取り付け台座に固定する場合、厚さ20mm、長さ230mmの木片等が必要
ネジ止めする場合でも、端材等の持ち合わせがあればクランプも併用した方がよりしっかり固定される
ステアリングの取り付け角度は折りたたむためお辞儀をする俯角側にしか動かず、仰角を付けることができない
G27のようにステアリングユニット自体に角度がついているのであれば問題ない
DDのホイールベースは総じて水平のため取り付け角度の調整を要求するので何らかの工夫が必要
- サイズ感
寸法を見ていなかったので事前に想像していたより一回り大きかった
前後長はそれなりにある(145cm)が、その分足元の運転席らしさが得られる
ペダル台座先端のフレームが不要なら133cmまで詰められる
ペダル台座を外した場合は、呼び径16の塩ビパイプと継手でコの字フレームを作ると良い
横幅が大きく座面は61cmあり、シフター台座込みで85cmある
対応身長120~200cmまでと大柄なプレイヤーでも十分対応できるように設計されているようだが
小柄なプレイヤーは若干工夫が必要
- ポジション
フォーミュラ/GT可変のF-GTとは異なりGTポジション専用だが、体の角度的には二種類のポジションがとれる
ペダル台座先端のフレームを高さを出す方に入れ替え、前足を長くすることで後ろに傾いたポジション
ペダル台座先端のフレームを水平に入れ替え、前足を短くしたフラットなポジション
いづれにしてもポジション調整の余地はあまりない
ステアリング台座が据え付けられたフレームは台座の角度調整機構に限度があるため規定の位置から動かすことはできない
シフター台座は左右どちらでも装着可能だが着座位置からは遠く感じる
ペダル台座はクイックレバーで容易に前後移動ができ、構造的に左右に動かすのも楽
- 座り心地
座面は突っ張った生地で、あまり良いとは言えない
背もたれに遊びがあり、若干気になる
ステアリング部分を固定するクリップを解放することで乗り込みが楽になる仕組みがある
- シフター
そのままだと遠いので木材を使って取り付け位置を手前に移動させた
シフター取り付け台座の根元のネジ穴に遊びがあるため、シフター台座自体が若干動く
奥方向の1速に入れると奥にずれ、手前の2速に入れると手前にずれるのが気になる
仕方ないのでPPバンドでフレームと固定したが、操作が重いタイプのシフターには適さない
- 折り畳みについて
説明通りコンパクトに畳める構造ではあるが、前足に重量物が集中しているため畳むのが非常に面倒
現実的な運用としては、ペダル部分を跳ね上げ背もたれを前に倒した状態(丁度半畳サイズ)で避けておく程度
QRを緩めてハンドル部分を一段傾けるともうちょっとだけコンパクトにできる(幅85*前後81*高さ102cm)
- 総評
競合のPlayseatChallangeより安く手に入り、付属のシフター台座もそれなりに使える折り畳み式コックピット
難点は座り心地やサイズ感、シフター台座のガタ、ステアリング台座を仰角にできない点